1968-04-15 第58回国会 参議院 予算委員会 第20号
「われらは、平和を維持し、専制と隷従、壓迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてみる國際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」、こういう前文があるのですがね。この前文に伴うならば、こういう和平交渉というものは日本にあってもいいのではないか。これは、少なくとも日本は世界から見て、アメリカの従属国である、こういう見方をされておるということでしょうか。その点いかがですか。
「われらは、平和を維持し、専制と隷従、壓迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてみる國際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」、こういう前文があるのですがね。この前文に伴うならば、こういう和平交渉というものは日本にあってもいいのではないか。これは、少なくとも日本は世界から見て、アメリカの従属国である、こういう見方をされておるということでしょうか。その点いかがですか。
今かかる不法なるストがわが國で行われるということは、わが國が世界の援助を仰がなければならぬ、平和國家、文化國家として日本が進まなければならないのに、わが國における随一有力なる國鉄労働組合が、法規を無視してかかる決議をいたすということは、まことに國際社会においても重大案件であり、わが國に対する世界の認識は、最も重大なる問題と私は考えます。
その提出の趣旨は、日本が將來文化國家として発足して行く上におきまして、世界文化の長所を取入れますと同時に、わが國の千数百年來の文化の価値を自覚、意識いたし、そうしてその価値を十分認識いたしまして、これを精神的のかてとして、強化するとともに、それを保存し十分利用するということは、これはユネスコの精神なり、あるいは國際社会の理想にも合致するわけであります。
尚不定期航路事業にとりましては、今後我が國の海運が國際社会に復歸を許されまする場合を想定いたしまして、これに必要な、例えば船舶の規格につきましては、船級協会の船級を取得することを勧告ができるというような事柄でありますとか、或いは自由でありまする海洋における海上運送事業に世界的慣行として行われておりまする海運同盟というもの、これは現在施行されておりまする独占禁止に関する法律、或いは事業者団体法というものによりましては
今やわが國は、あらゆる武器を放棄して、ひたすらに平和を希望する國民となつておるのでありまするが、過去誤まられた軍備充実の手段として、あるいは強兵政策の手先として誤まり用いられたこのスポーツをして、眞に平和の根幹をつちかうところの正しいスポーツ精神にこれを戻し、よつてもつた平和國家建設の基盤となすとともに、國際社会においてスポーツを通じてその親善をはかるところの、堂々たる國際人たらしめるところの基盤を
先般私は、ハワイ並びに北南米在留同胞及び日系市民の対日援助に対する感謝決議案の趣旨弁明を行いました際、國際社会復帰の問題を取上げて、永井松三氏のローマにおける國際オリンピツク大会参加の説明をいたしました。
さきに國際オリンピツク実行委員会が、わが國のオリンピツク大会復帰をIOCに勧告されまして、これに基き、新聞紙の報ずるところによりますならば、次回オリンピツクに参加し得るの公算がきわめて大と相なるに至りましたことは、すなわち言いかえますならば、わが日本がまずもつてスポーツの面より國際社会に復帰するの明るき希望を持ち得るに至りましたことを意味するものでありまして、全國民ひとしく同委員会並びに関係方面に対
それから將來國際社会の一員になつた場合に——私先ほど申し落しましたから、申し上げますが、將來商務官をどんな建前で外國に駐在させることになるかは存じませんが、おそらく商務官は通商産業省から派遣される商務官であると思つておりますが、やはり外國に派遣せらるべき大公使の指示を受けて働かなくては、國の意思が一元的に発揮されないことになりますから、その点だけはそういうことに相なるものである。
將來國際社会の一員となつた場合に、また外務省がこの通商関係から自分の方へとつて行くというようなことの憂いは私はないと思つております。たしかアメリカの商務省でございますか、あれは商務官というものをそれぞれ派遣しておりますが、外交関係とは別個に、それぞれの事務所を外國に対して持つております。
わが日本が一日も早く國際社会に復帰できることを念願することにおいて、海外の同胞もわれわれとまつたく心を一つにしているのであります。この切なる念願を実現するために最もすみやかに期待し得るものは、戰前世界的水準に達していたわが國のスポーツを通じてであると言うことができます。
この武力皆無の中立日本が、險惡なる今日の國際社会、強大なる武装國家の間に伍して、何によつて民族の生存と安全とを保持し得るか。憲法は、これをあげて平和を愛好する各國の公正と信義にゆだねております。
そういう不信なことをやつておりましては、國際社会において日本が信用を得てその仲間に入るという日が一日々々と遅れて行くということを惧れるのであります。又食糧輸入につきましても、この調整費の内訳を見ますと、輸入食糧は二百六十一万八千トンという見込を立てて、それについての調整金を、いわゆる輸入補助金を計算いたしております。四百六億の輸入補助金を計算しておる。
日本はこのままで推移してはたして文化國家、平和國家として將來の國際社会に伍し得る資格があるのでありましようか。われわれは政党政派を超越し、嚴粛に青少年問題ととつ組まねばならないと確信いたす次第であります。政府は青少年問題に対しては断じてけちであつてはならぬものと確信いたします。
以上述べ來つたところを総合して、観光事業こそは將來日本が経済的に自立し、平和國家として國際社会に進出するための重要課題の一つであることを附言して、賢明なる諸彦の御賛同を仰ぐ次第であります。(拍手)
さらに國際問題にこれを廣めて参りますと、國際社会における差別待遇の可及的撤廃ということとつながるのでありまして、最近の外電は、アメリカが日本の貿易上の差別を撤廃するために、最悪國待遇にしようということを、イギリスあるいはオーストラリヤに申入れをしておるということを傳えているのであります。
しかしこれらのものはきわめてその一部分でありまして、大多数は一日もすみやかに祖國の復興を念願し、栄誉ある國際社会の一員として世界に迎え入れられんことのために、必死の努力をいたしておつたのであります。しかるに先般経済九原則の指令によりまして、全國民に対し、日本経済の安定と自立のために、さらに一段の耐乏生活が要求されたのであります。
しかしながらわれわれが將來國際社会に復帰するのときがありましたならば、少くとも外交界における権威者とせられておる岡崎君、並びに現総理大臣は外務大臣を兼任しておられるのでありまして、多年の外交官として世界情勢に通暁せられ、しかも國際法において明るいこれらの人々を政府に迎え、議会に迎えて日本國家が將來平和会議の後において、独立して國際外交の上に進出して行きまするのときが一日も早からんことをわれわれは希望
かくしてこそ初めて國際社会の友誼的な一員として認められ、独立と平和への途は開かれるものと信ずるのであります。(「嘘をいうな」「矛盾だらけだ」「默つておればいい氣になつている」と呼ぶ者あり)
政府はポツダム宣言及び九原則を含むその他の管理政策を、熱意を以て(嘘を言うな」と呼ぶ者あり)誠実に遵守履行し、國民は挙つて経済的愛國心により売主経済並びに民主政治を確立し、世界列國が一日も早く栄誉ある國際社会の一員として、我が國を迎うるに至らんことを、國民諸君と共に熱望して止まないのであります。
(発言する者あり)政府は、ポツダム宣言及び九原則を含むその他の管理政策を熱意をもつて誠実に遵守履行し、國民はこぞつて経済的愛國心により自主経済並びに民主政治を確立し、世界列國が一日も早く栄誉ある國際社会の一員としてわが國を迎え入れるに至らんことを、私は切に國民諸君とともに希望するものであります。
これは單に國内的な問題ばかりでなく、國際社会の要請するところではないかというふうに考えております。むしろ、一方では労働基準法の施行によつて、中小企業の経営方式の封建的な面、或いは不合理な面が改善されつつあるというようにも考えております。女子年少者につきましても、從來の監督実績によりまして、これらの面に非人道的な或いは封建的な労働條件が多く発見される。
しかし、わが國が、國際社会において名誉ある地位を占めるためには、わたくしたちの間に、民主主義が正しく理解され運用されるとともに、わが國民経済が完全に自立し、物心両面において、世界的な水準に達しなければならないと思います。
しかし、わが國が、國際社会において名誉ある地位を占めるためには、わたくしたちの間に、民主主義が正しく理解され運用されるとともに、わが國民経済が完全に自立し、物心両面において、世界的な水準に達しなければならないと思います。
吉田首相は、わが國が再び國際社会の一員として認められる前提として、民主政治の確立をお説きになりました。もとより当然のことであります。政治のみならず、ポツダム宣言の趣旨に從つて、経済文化の民主化を積極的に遂行し、平和的な責任政治を確立することが、ポツダム宣言最大の前提であります。しかるに、政府の與党たる民主自由党は、不幸にして、この点において著しく國際的に不信用であることは、おおうべくもありません。
(「そんな馬鹿なことはないと」呼ぶ者あり)國際的信用をかち得なければならん極めて重大なる段階において、日本の首班である吉田総理が、かくのごとき誤まてる考え方を本会議場を通じて堂々と國内並びに國際社会に発表されましたことは、重大なる(「何を言うか」と呼ぶ者あり)問題であると思うのであります。
日本人の眞價を発揮するという点について、我々のプライドも満足いたしますし、又國際的信用も高めるということは近き將來において名誉ある國際社会の一員の我が國が列席する機会を促進したというようにもなるのでございまして、この機会において進駐軍関係の労務に從事しておる公務員諸君に我々政府の者といたしましては、深甚の敬意と謝意とを表したいと存ずる次第でございます。